文京区地域情報
【東大前駅】東京大学最寄り駅♪ 昔ながらの閑静な住宅街とアカデミックな雰囲気が広がる街
1996(平成8)年3月26日開業。文京区向丘1丁目にある東京メトロ南北線の駅です。駅名の通り、東京大学への最寄り駅の一つで、広大な本郷キャンパスの最北部、農学部が主に使う弥生キャンパス付近に駅があります。
東京メトロ南北線では「ステーションカラー」が配置されていますが、この東大前駅のステーションカラーは、青色。駅構内、ホームドアや改札付近、ベンチなどにこの青が配色され、目印になっています。また駅ごとに異なるテーマの「メディアウォール」は、東京大学のお膝元だけに「本」。本を開いて見開きの状態にしたような掲示板が設置されています。
かつて「ふれあいコーナー」と呼ばれる無料の休憩所があり、給茶機なども設置されていたそうですが、現在ではわずかに地下鉄文庫の本棚と所蔵の本がある程度に規模が縮小されているのが残念。
ホームは島式で、地下1階にある改札と地下3階にあるホームとを連絡するエレベーターが設置されています。改札からは、エレベーター専用口(地上出口)まで連絡するエレベーターが設置されています。
周辺スポット
東大前駅周辺は、駅名にもある東京大学をはじめ、学校・教育機関が多いエリアです。東京大学以外にも、文京学院大学や日本医科大学、文京区立第六中学校、誠之小学校があります。
東京メトロ千代田線の根津駅へも徒歩圏内で、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が1900年近く前に創祀したと伝える古社で東京十社の一社である根津神社にも歩いていくことができます。また、本郷通りから根津に抜ける言問通りには弥生坂があり、弥生武士器発掘ゆかりの地碑があります。お隣の本駒込駅に向かう途中には、浄心寺や長元寺など、大きなお寺が見られます。
東大前駅から徒歩約7分のところにある弥生美術館・竹久夢二美術館は、高畠華宵および竹久夢二の作品をはじめ明治・大正・昭和のレトロな作品が蒐集・展示されていることで知られています。年4回、3ヶ月ごとに企画展が行われ、常設展示と合わせ多くの作品を鑑賞することができます。
また、向丘2丁目には夏目漱石の旧居跡があり、『我輩は猫である』などをここで執筆したと言われています。漱石が住む前には、同じ家に森鴎外も居住していました。明治の二大文豪が相次いで住まい、作品が世に送り出された住居の建物は、現在は移築され現地には残っていませんが、旧居跡地を示す石碑が建てられています。
生活環境
東大前駅は、今でも昔ながらの街並みを残す、閑静な住宅街です。学生が多く行き交う街ながらとても落ち着いていて、夜も静かで騒がしくなく暮らしやすいところです。道も街灯が整備されていて暗いところは殆どなく安心です。
繁華街へのアクセスがよいのも特長。新宿や池袋、東京といった大きな駅に30分以内で行くことができます。
東大前駅周辺に商店街はなく、スーパーも小型のものがあるのみですが、都営三田線の白山駅や東京メトロ千代田線の根津駅まで足を伸ばせば、駅前の大型スーパーを利用することができます。
駅のそばに学校が多く、誠之小学校という歴史ある有名な名門公立小学校の校区でもあります。また、近くに日本医科大学付属病院や高度救命救急センターなどの病院もあります。
スタッフコメント
東京大学の広大な敷地と、文豪のゆかりの地。落ち着いた住環境が魅力の東大前駅。白山駅や根津駅にも歩ける距離です。学生さんだけではなく、ファミリーにもお勧めのエリアです。
文京区の中でも人気の小学校の一つ、誠之小学校があり、他にもお膝元・東京大学を始め教育環境が充実しています。向丘、西片は住宅街で、目立った商業施設等はありませんが、落ち着いた住環境で都心へのアクセスもよく、大変住みやすいです。治安もよく、安心して暮らせるのも魅力。
アカデミックな雰囲気のなか、落ち着いたくらしを送るのに好適な、東大前駅エリアです。