文京区地域情報
【後楽園駅】賑わいが集まる街! 活気と癒やしが隣り合う人気エリア♪
東京メトロ丸ノ内線と南北線の2路線が利用可能。3ヶ所の改札口のほか、乗換専用の中間改札があります。中間改札を利用すれば、連絡通路で繋がっている「春日駅」で、都営三田線・大江戸線に乗り換えることもできます。
後楽園駅は、1954(昭和29)年1月20日開業。丸ノ内線開業当初からつづく歴史のある駅です。「東京ドームと遊園地を抱え開放的な地下空間を取り入れた駅」であることが素晴らしいとして、1999(平成11)年9月「関東の駅百選」に選定されています。
丸ノ内線後楽園駅のホームは、現在は駅ビル「メトロ・エム後楽園」の2階にあります。このメトロ・エム後楽園は、1994(平成6)年に開業。営団地下鉄としては初の駅ビルです。
南北線後楽園駅は、1996(平成8)年3月26日に開業しました。ホームは地下6階で、深さ地下37.5m。千代田線の国会議事堂前駅に次ぐ、東京メトロ2番目に深いところにあります。
後楽町駅では、改札内で丸ノ内線と南北線を相互乗換することが可能です。ただし、地下6階にある南北線と地上2階にある丸ノ内線とでは、約41mもの高低差があるため、同駅間での乗り換えには多少時間を要します。とはいえ、都営地下鉄(三田線・大江戸線)の春日駅と直結していることもあり、大変便利な駅として多くの乗降客に利用されています。
周辺スポット
後楽園駅といえば、東京ドーム。とりわけ、ライブやイベント、野球の試合などがあるときには、最寄り駅である後楽園駅は非常に多くの人々で賑わいます。
後楽園駅周辺は高層ビルが多くあるエリアで、周辺には東京ドームシティや、多くの商業施設が入ったラクーア、区役所が入った文京シビックセンターなど様々な施設が集まっています。
後楽園駅中央口から徒歩8分ほどのところにある小石川後楽園は、江戸初期につくられた、水戸徳川家の庭園です。現在は都立庭園として一般に開放されています。後楽園と名付けたのはかの有名な「水戸黄門」水戸光圀と言われています。
中国(宋)の学者范文正の著書『岳陽楼記』の一節「士はまさに天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽に後(おく)れて楽しむ」にちなんでの命名だとか。為政者としての心がけを示す一文で、優れた為政者は憂い事に関しては世の多くの人たちよりも先んじて心配し悩み、逆に楽しみ事は人々が楽しんだ後で楽しむべし、という意味合いだそうです。
後楽園駅の駅名「後楽」は、この小石川後楽園に由来しています。現在では「東京ドーム」「東京ドームシティアトラクションズ」という名称になりましたが、旧称の「後楽園球場」「後楽園ゆうえんち」も、この小石川後楽園に由来するものです。
この「後楽」は、現在は文京区の町名にもなっています。区南部に位置する「文京区後楽」ですが、東京ドームシティと小石川後楽園がその大半を占めます。
生活環境
後楽園駅周辺は、東京ドームや東京ドームシティがすぐそばにあるため、施設を利用する人たちを中心に多くの人たちで賑わっています。商業施設も多く、買い物にも便利です。
メトロ・エム後楽園(駅ビル)は、駅に直通。改札を出たらすぐに店内に入ることができ、買い物や食事をすることが可能です。また、24時間営業のドン・キホーテ(後楽園店)もあり、深夜の買い物も可能です。ラクーア(LaQua)は、人気の総合アミューズメント施設。天然温泉スパの他、ショッピングや食事、アトラクションを楽しむことができます。
大型商業施設ばかりでなく、スーパーマーケットや商店街もあり、生活に必要な物を購入するのにとても便利です。駅周辺は大変賑やかですが、一本大通りを入ると静かな町並みが広がります。閑静で治安もよく、とてもくらしやすい環境です。
スタッフコメント
後楽園駅は、丸ノ内線、南北線の2路線が利用できる便利な駅です。東京ドームが駅からすぐの距離にあり、商業施設が多く集まることもあって、沢山の人で賑わっています。また、周辺には専門学校や大学などの学校が多く、学生さんも多く見られます。
駅周辺は大変賑やかですが、駅から少し離れると、静かで落ち着いた雰囲気になります。文京区は治安がよいことで知られていますが、後楽園駅周辺も、治安が良く、とても閑静な住環境が広がっています。小石川後楽園など自然を感じることのできる散策スポットがあるのも魅力です。
スーパーや量販店、商店街へも近く、通勤通学に便利なアクセスの良さとあいまって、訪れるだけでなく住むにも抜群なのが、この「後楽園駅」エリアです。