【根津駅】谷根千エリアの「根」!下町の風情が今も残る町

駅の概要 根津駅

1969(昭和44)年12月20日開業。文京区根津1丁目にある東京メトロ千代田線の駅です。根津駅は、ホームが二層構造になっています。下り(代々木上原、本厚木、唐木田方面)が1番線で地下1階、上り(綾瀬、我孫子、取手方面)が2番線で地下2階です。不忍池方面改札付近、1番線ホームと改札の間あたりに、千代田線6000系の車両の形をした本棚があるのをご存知でしょうか。もしかしたら、根津駅で下車したことがなくても、代々木上原行きや唐木田行きの車内から見かけたことがあるという方、少なくないかもしれませんね。これは「根津メトロ文庫」といい、設置されたのは1989年。蔵書数は600冊にも上ります。全て寄付されたものだそうです。根津メトロ文庫の本は、駅の利用者が自由に借りることができます。返却期限や貸出冊数の制限もなし。それでも四半世紀以上存続しつづけているというのは、蔵書の管理や整理をしている駅員さん方のお陰と共に、利用する人たちのモラルや良心あってのもの。根津の街のあたたかさ、人情味が、このようなところにも垣間見られますね。

周辺スポット

「根津」は、谷中、根津、千駄木、いわゆる「やねせん(谷中・根津・千駄木の頭文字をつなげたものです)」と呼ばれる人気エリアの一部です。この地域は山手線内側にありながら、戦災をあまり受けなかったこと、また大規模開発を免れたことから、一昔前の街並みが残っています。串揚げはん亭という有形文化財に登録されているお店もあり、つい写真を撮りたくなるような風景が、街の随所に見られます。下町情緒を今に伝える街並みは、散策を楽しむ人たちで賑わっています。根津駅の周辺スポットとしてまず挙げられるのは、根津神社です。根津という町は、元は根津神社(旧名・根津権現)と門前、徳川綱重の屋敷地でした。綱重の屋敷地は、後に旗本の居宅街となりました。根津神社の境内はツツジの名所となっていて、毎年季節になるとツツジ祭りを開催しています。ツツジ祭りは圧巻、一見の価値ありです。その他、谷中霊園に弥生貝塚、大名時計博物館などがあります。谷中霊園は、徳川慶喜や渋沢栄一など多くの著名人が埋葬されていることでも知られていますが、桜の名所としても有名です。春、桜のシーズンになると多くの花見客で賑わっていました。飲食を伴う「お花見」が禁止されたため、谷中霊園では、散策しながら静かに桜を愛でることができます。満開の桜越しにスカイツリーの姿が見えたりして、なかなか趣きのある桜模様が楽しめます。根津駅は、東京大学、文京学院大学などの学校にも近く、自然豊かな東大キャンパスを散歩するのもおすすめです。

生活環境

谷中銀座 根津駅は、所在地は文京区ですが、台東区に近いところにあります。そのため、駅周辺からは、歩いて上野公園や上野動物園、JR上野駅に行くことも可能です。また、丸ノ内線本郷三丁目駅や、南北線東大前駅や、谷中銀座商店街を経由して日暮里駅方面も徒歩圏内です。駅前にはスーパーがあります。周辺に美味しい料理屋さんやチェーンの飲食店もあり、食の面でも充実しています。根津神社のそばには、「根津のたいやき」という人気店があり、焼きたてのたい焼きを求める人が行列をつくっています。谷根千として人気のエリアですが、観光客や街歩きを楽しむ人たちで賑わいながら、どこか落ち着いた雰囲気なのも、根津の特長。駅前の大きな通りから一本中に入ると住宅街。静かで穏やかな雰囲気になります。根津神社や東大キャンパスなど自然を感じる場所も多く、四季折々の風景が楽しめるのも、根津に暮らす醍醐味のひとつです。近くに、東京大学医学部附属病院や日本医科大学付属病院といった大学病院があるのも安心です。

■スタッフコメント

根津は、谷中・千駄木と並び一昔前の下町の風情が残る人気のエリア。駅周辺は、不忍通りと呼ばれる大通りに面しており、活気に溢れ、とても賑わっていますが、1本路地に入れば、昔ながらの町並みに変わります。都会への近さと、地元の心和む下町情緒。レトロな街並みに、桜やツツジ、四季折々の自然風景。それらがほどよく解け合い共存している…そんな街の主要駅が、東京メトロ千代田線「根津」駅です。